古くは大仏に施されたメッキ

地金属の表面を装飾して、外部からの抵抗から防ぐメッキですが、このメッキというものの歴史はかなり昔からあるもので、現在は技術進歩が凄いものがあります。

紀元前のエジプト女王が豊田市の狭小地住宅に興味があり、ネックレスには金メッキが施されていた記録がありますし、日本だと有名な奈良の大仏が金メッキが施されていました、今の電気メッキ等とは違い、金を水銀で溶かして塗ってから、炭火で水銀蒸発させて金が残るという流れです。

日本のメッキの歴史は奈良に都を移し、仏像に金メッキが施されたのが始まりで、 奈良、東大寺の大仏に金メッキを施されました。 この頃のメッキは今日の電気メッキとは異なり、金を水銀で溶かし、仏像に塗布し炭火であぶり、 水銀を蒸発させ金を残す方法です。

大仏に金メッキを施す作業だけで5年もかかったようです、50tという莫大な量の水銀を金と混ぜメッキ加工を施すので早く出来るわけがなく、5年間も水銀が大気に蒸発して溶け込み続けていたようです。